全国最大の日雇い労働者の寄せ場-釜ヶ崎での労働組合活動の報告をします。


by kamanichirou
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第40回釜ヶ崎越冬闘争

越冬闘争第一弾! 衣料放出!!

11月14日 朝8:00am

医療センター前にて冬物のカンパ衣料を放出します。

防寒着や下着などなど

全国の心ある皆さんより寄せられたカンパです。

よろしければご利用ください。



第40回釜ヶ崎越冬闘争実行委員会
釜ヶ崎日雇労働組合
NPO釜ヶ崎支援機構
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by kamanichirou | 2009-11-13 21:05
釜ヶ崎解放 2009年11月5日

ヤカラによる分断策動を許さず、
新政権に公的就労を創らせよう!!
 釜ヶ崎の皆さん!
 冬の寒さも本格化する中、釜ヶ崎では、アブレ(失業)地獄がますます深まり、『「釜」の底が抜けた』状態になっている。
こうした中、野宿をしている状態仲間や、シェルターを利用している仲間の生活保護申請が急増してきた。
 大阪市では、生活保護費が全予算の15%を越え、実に20人に一人が生活保護で暮らしている。
 西成区に至っては、20歳以上の成人11万人のうち、昨年は、2万1千世帯、今年に入ってからは、2万3千5百世帯と、4人に1人が生活保護となっている。
 不況の深まりの中、生活保護が急増し続ければ市の財政がパンクするのは目に見えている。
平松大阪市長は、こうした現状に値を上げ、「国の責任で何とかしろ」と言っているが、その通り!新政権にきちんとした対策を求めていかなければならない。

 新政権に公的就労を創らせよう!
 オレ達は、この不況を先取りする形で、バブル崩壊以降深まったアブレ地獄の中で、失業-野宿の増大の中で、反失業闘争を闘いの中心にして闘い抜いてきた。
 多くの釜ヶ崎の闘う仲間とともに「反失連」(*1)を結成し、センター夜間解放闘争や野営闘争を闘い抜くことによって、「ホームレス自立支援法」(*2)を創らせ、「野宿は国の責任」であることを認めさせてきた。
 そして、その成果の上で、NPO釜ヶ崎を創り、「特掃」(*3)やシェルター(*4)を闘い取ってきた。
 職安を軸とした、旧来の社会システム、釜ヶ崎の就労システム(*5)が、不況の深まりの中で、完全に崩壊した現実をしっかりと見据え「新たなしくみ」を創り出してきたのだ。
確かに、こうした取り組みは、まだまだ不十分であり、「とりあえず生保へ」という仲間も多くいる。
 しかし、就労と結びつかない生活保護のあり方で、就労意欲すら奪われた層も大量に生み出されている。
 前に述べたように、これまでのような、セーフティーネット=生活保護路線は、この先パンクすることが目に見えているのだ。
 こうした中、「生活第一」という新政権の登場はチャンスであり、それを生かして、「新たなしくみ」創りを更に推し進めていかなければならない。
 具体的には、「特掃」を週三回以上(*6)にさせること、更には、55歳以下の若い仲間たちの「仕事のしくみ」を創り出していくことであり、公的就労を創り出すための予算を国に創らせていくことだ。
 こうしたことは一地方自治体では出来ない。国の責任として、新政権に要求を突きつけていこう。
 生活保護の予算を増やすのではなく公的就労創りに使わせていこう。
 われわれがこの闘いに勝利してゆくためには、何よりも釜ヶ崎労働者全体の団結が必要だ。そして、この不況に苦しむ全国の仲間との連帯が必要だ。

 残念なことに、釜合労-稲垣は、「テントは自由の証」と主張し、国に失業-野宿の責任をとらせるのではなく、野宿を固定化し、不況の深まりの中で、ふだんに野宿へと追いやられる多くの非正規労働者や、正規労働者に、野宿を勧める運動へと行き着いてしまった(第一の罪)。
 そして、新たな情勢の中で、旧来からの「寄せ場主義『釜ヶ崎主義』」と、「市民社会主敵論」を全面化させ、NPO釜ヶ崎の「仕事づくり」に、ウソ八百を並べ立てて難癖をつけ、「特掃」つぶし、シェルターつぶしに全力を費やしている(第二の罪)。
 さらには、オノレが釜ヶ崎の外から自家用車で通勤していることを棚に上げて、「NPO従業員は釜に住んでいませんよ。仲間じゃありませんよ」、シェルターのスタッフに、土建労働者よりも派遣労働出身者が多いことをさして「番犬」「糞バエ」呼ばわりをして、「NPO職員は日雇いではなく、常庸で、失業保険を貰った」などと、常用労働者と日雇い労働者の分断を図っている(第三の罪)。
 この三点を見るだけでも明らかなように、失業-野宿の原因をつくった国や経済界と闘うのではなく、現状を固定化しようとし、労働者の「新たなしくみ」創りに反対し、労働者間に分断を持ち込もうとするなど、釜合労-稲垣は、まさに反動に転落してしまっている。
 こうしたヤカラの分断活動に抗してともに闘おう。

 更には、アブレ地獄につけ込み、賃金不払いや、労災のモミ消しも増えてきている。先日の奈良の業者による賃金未払いも、元請け業者にきちんと清算させた。
また、満期近くなると、現場で追い回したり、飯場内で意図的にアブレさせ、トンコ(*7)させる悪質業者も増えている。
 こうした業者を許さず、仲間たちの団結でやっつけよう!


*1. 釜ヶ崎反失業連絡会=釜ヶ崎就労・生活保障制度を実現をめざす連絡会
*2.「ホームレス自立支援法」は野宿生活をせざるをえない状態を初めて、それまでの「自己責任論」ではなく「国の責任」と認めた点で画期的である、と同時に、この法を根拠として様々な自立支援策の予算が組まれている。例えそれが不十分であっても、多くの野宿者が自立へ向けそれを利用し、現在も役立てていることは事実である。反面、公園や駅、路上などからの追い出しに使われると反対する人たちもいる。
*3.大阪市、大阪府が行なっている釜ヶ崎の高齢日雇い労働者向け就労事業。
55歳以上の労働者が年に一回登録し、輪番制で公園や道路、行政の所有する空き地、建物の草刈り、清掃、ペンキ塗りなどの軽作業を行なう。一日200人前後、賃金は手取り5700円。月に3~4回ほど。
*4.夜間緊急避難所。5時半から翌朝5時までの無料宿泊施設。二段ベッドにふとんの変りのキャンプ洋銀マット、毛布が夏は2枚、冬は4枚という劣悪な宿泊施設。それでも露宿よりは寒さをしのげるだけまし。
*5.釜ヶ崎の求人業者が職安法違反の派遣業者=人夫出し=口入れ屋であったことから職安が直接紹介を出来ないので、建労法をつくり、半官半民の「労働センター」に登録・管理させ、
「相対方式」の紹介と称して業者に直接求人させ、建設業界等の要請に応えた。現在では不況の深まりで労働力需要が落ち込み、釜ヶ崎の労働センターが労働市場として機能せず、政策的に釜ヶ崎に集められた大量の労働者が、高齢化し、大量の失業者軍となってしまっている。
*6.週三回働くこと=月に13回以上働くことが出来れば、日雇い雇用保険の□が出来、賃金収入と保険金収入(1日4100円、月最高13回)で生活保護並みの収入を得ることが出来る。
*7.「追い回す」=あれやれ・これやれと休む間もないほどせわしなく仕事をさせること。
  「トンコ」=現場や飯場を、賃金の清算もせず、逃げ出すこと。
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by kamanichirou | 2009-11-06 00:19